エルベール、2020年以来のローラン・ギャロス初勝利をボンジから奪取
Le 27/05/2025 à 18h32
par Adrien Guyot
コート13で行われたピエール=ユーグ・エルベール対ベンジャミン・ボンジのフランス人同士の激戦は約束通りの熱戦となった。互いをよく知る両者はこれまで5度対戦している。
今回の試合前まで、ボンジはエルベールに敗れたことがなかった。試合は最後まで接戦となり、二人のフランス代表選手は見事なパフォーマンスとサスペンスを観客に提供した。ボンジは第4セットで勝利まであと一ゲームに迫ったが、エルベールは粘り強く逆転。1セットをリードされた状況から、ついに"苦手相手"を下す方法を見出した。
62本のウィナーショット(うち11エース)に支えられ、"P2H"の愛称で知られるエルベールは3時間27分の死闘の末(7-5、3-6、4-6、7-5、6-2)勝利を収めた。34歳の選手がローラン・ギャロス本戦で勝利するのは2020年以来のことだ。
当時はマイケル・モーを3セットで下した後、第2ラウンドでアレクサンダー・ズベレフに敗れていた。2021年はヤニック・シナーに初戦敗退、昨年はノバク・ジョコビッチと対戦していた。2022年と2023年は予選1回戦を突破できなかった。
現在世界ランク147位のエルベールは、華やかな2回戦進出を果たし、夜に行われるフベルト・フルカチュ対ジョアン・フォンセカの注目カード勝者と対戦することになる。
Herbert, Pierre-Hugues