カサトキナ、オーストラリア代表としてBJKC出場の可能性
le 29/03/2025 à 10h18
今週金曜夜、ダリア・カサトキナが即時効力でスポーツ国籍を変更することを発表した。ロシア出身の彼女はSNSを通じ、今後はオーストラリア代表として活動することを正式に表明した。
27歳の世界ランク12位選手はこれにより、WTAランキングでオーストラリアの新たなナンバー1となる。キンバリー・バーレル(68位)、マヤ・ジョイント(80位)、アヤラ・トムリャノビッチ(88位)を上回る位置につけた。
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しかしこの変更に伴い、カサトキナは自身のSNSで「新たな祖国」と表現したオーストラリアをビリー・ジーン・キング・カップ(BJKC)で代表できない可能性が生じている。
The First Serveが指摘するように、国際テニス連盟(ITF)の規定では、選手が2つの異なる国で団体戦に参加することを禁じている。BJKCで過去にロシア代表を務めた経験があるカサトキナは、この大会で新たな国旗の下でプレーできない可能性がある。ただし情報源によれば、例外が認められる場合もあり、今後の数週間でカサトキナの状況が審査される見込みだ。
参考までに、カサトキナがキャリア開始時から今年のマイアミ大会まで代表していたロシアとベラルーシは、2022年初頭のウクライナ侵攻以来、ITF主催の国際大会(デビスカップとBJKC)から現在も除外されている。
来る4月10日から12日にかけて、メイングループの各国は3チームずつの予選グループで対戦する。この際、オーストラリアはカザフスタンとコロンビアを迎え撃ち、年末に深圳で開催されるファイナル8進出を目指す。