ガスケが選ぶビッグ3のお気に入り選手:「フェデラーの美しいプレー、それがテニスだ」
le 17/04/2025 à 07h42
リシャール・ガスケはキャリアに幕を下ろそうとしている。2002年からプロとして1000試合以上を戦ってきた38歳のフランス人選手は、今年6月のローラン・ギャロス大会を最後に引退することを発表した。
現役最後の日々を迎える元世界ランキング7位の選手は、思い出の箱を開ける機会に恵まれ、アルノー・クレマンから「ビッグ3の中で最も対戦が難しい選手は誰か」と問われた。ガスケはこの質問に答えながら、ロジャー・フェデラーについてより詳しく語った。
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「比較するのは本当に難しい。あまりに非合理的な話だ。ナダルはローラン・ギャロスで14回も優勝している。言葉が見つからない。ジョコビッチは24のグランドスラムを制している。
もしこの3人の中で最も印象的な選手を挙げるとしたら、私はクレーコートのローラン・ギャロスでのナダルを選ぶだろう。彼はキャリア全体でたった4敗しかしていない。
しかし、私にとってテニスとはフェデラーのことだ。技術が何よりも優先される、それがこのスポーツの美しさだ。私たちがスポーツ観戦に行くのは、やはり感動を味わい、見る楽しみを得るためだ。
ナダルもジョコビッチも素晴らしい資質を持っているが、フェデラーの優雅なプレーと彼が披露できたテニスこそが、私にとってのテニスの本質だ。さらに、彼は観客に最も多くの感動を与えてきた選手であり、それは決して小さなことではない」と、ガスケは最近のインタビューで語っている。