キッツビュールで止まらないブブリク、2週連続のタイトル獲得

アレクサンダー・ブブリクはクレーコートで夢のような2週間を過ごした。

全仏オープンでベスト8に入ったカザフスタン代表は、ウィンブルドン後に初めてクレーコートに復帰する選択をした。

このサーフェスの特性に慣れたブブリクはすぐに優勝候補のレッテルを貼られた。先週はグシュタードで圧倒的な強さを見せ、今週はキッツビュールでも同様のパフォーマンスを発揮した。

決勝戦では、アーサー・カゾーのATP初タイトル獲得の夢を打ち砕いた。両者はグシュタードでの準決勝に続いて再び対戦。スイス大会同様、ブブリクが6-4、6-3のストレートで勝利を収めた。

1週間足らずで2つ目、今シーズン3つ目のタイトル獲得により、彼はトップ25に返り咲く。2021年のルード、2024年のベレッティーニに続き、ブブリクはグシュタード＆キッツビュール2連覇を達成した3人目の選手となった。