サバレンカ、コスチュクを振り切りローマ準々決勝進出を決める
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マドリードでの激闘からわずか2週間後、アリーナ・サバレンカとマルタ・コスチュクは今週月曜日にローマ大会の8強戦で再戦した。
期待通りの好ゲームが展開された。第1セットはあっという間にサバレンカのものとなり、ダブルブレークで6-1とリードを奪った。試合が本当に熱を帯びたのは第2セットで、両選手はローマのセンターコート観客にスリリングな試合を提供した。
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3-3の局面でコスチュクは15分にも及ぶサービスゲームで粘りを見せた。その後、12回目のブレークチャンスでようやく初ブレークを成功させる。しかしセットを奪うチャンスのサービスゲームで、サバレンカの圧倒的なリターンに屈することになった。
昨年ローマで準優勝した世界ランク1位のサバレンカは、3ゲーム連取して6-5とし試合を決める機会を得た。だが粘り強いコスチュクが素晴らしいバックハンドリターンでタイブレークに持ち込んだ。
タイブレークは伝説的な攻防となり、次々とスペクタクルなラリーが繰り広げられた。この緊迫した勝負の末、サバレンカが3度目のマッチポイントで美しいドロップショットを決めて試合を締めくくった。
こうしてベラルーシ人選手は2週間足らずの間に再びコスチュクを下すことに成功。コスチュクはチャンスを逃したことを悔やむことだろう。準々決勝に進んだサバレンカの次戦は鄭欽文(チェン・チンウェン)との対戦となる。
Dernière modification le 12/05/2025 à 23h08
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