ジョコビッチ、アルナルディに敗れマドリードで初戦敗退

ノバク・ジョコビッチにとって、クレーコートでの新たな失望となった。2022年以来の出場となったマドリード大会で、セルビアのスターはマッテオ・アルナルディに6-3, 6-4で初戦敗退を喫した。

モンテカルロでのタビーロ戦と同じく、ジョコビッチは第1セットで20の直接ミスを犯し、8つのウィナーしか奪えず、自身の標準から大きくかけ離れたプレーを見せた。第2セットではレベルが上がったものの、アルナルディは元世界ランク1位の選手よりも堅実なプレーで7ゲーム目にブレークを決め（4-3）、優勢を保った。

その後、イタリア人選手はジョコビッチの反撃を2つのブレークポイントを防ぎながらしのぎ、コートチェンジ後のサービスゲームを勝利で締め、キャリアでも指折りの勝利を手にした。

今シーズンのヨーロッパクレーシーズンで苦戦していた（モンテカルロとバルセロナで初戦敗退）アルナルディは、マドリードで3回戦に進出し、ダミル・ジュムールと対戦する。

一方のジョコビッチは、この早期敗退を受け、ローマ大会に焦点を移すことになる。