ジョコビッチ相手にシナー、ATPツアーで2010年以来の偉業を達成
金曜夜、ハイレベルな準決勝の末、ヤニック・シナーはノバク・ジョコビッチをローランギャロスで下し(6-4、7-5、7-6、3時間16分)、キャリア初のパリ決勝進出を果たした。
この勝利により、シナーはジョコビッチとの直接対決でも優勢に立った(5勝4敗)。世界ランク1位のイタリア人選手は、最近4試合全てでセルビアの王者を破っている。
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今回のパリ準決勝以前にも、シナーは2023年デビスカップ準決勝(6-2、2-6、7-5)、2024年全豪オープン準決勝(6-1、6-2、6-7、6-3)、2024年上海マスターズ1000決勝(7-6、6-3)で38歳のジョコビッチを撃破していた。
セルビアのレジェンドに対して4連勝を達成したことで、シナーはATPツアーで2010年以来の記録を樹立した。
実際、シナー以前にジョコビッチに対して4連勝した最後の選手はアンディ・ロディックだった。2012年に引退した元世界1位のアメリカ人選手は、2009年から2010年にかけてこの偉業を成し遂げていた。
ロディックは24グランドスラム保持者を、2009年全豪オープン準々決勝(6-7、6-4、6-2、2-1 途中棄権)、同年のインディアンウェルズ・マスターズ1000準々決勝(6-3、6-2)とカナダオープン準々決勝(6-4、7-6)、そして2010年シンシナティ・マスターズ1000準々決勝(6-4、7-5)で連続して破っていた。
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