ズベレフ、電子審判システムの誤審について「どんな罰金を科されるか興味深い。私は正しいと知っているから」

アレクサンダー・ズベレフは、マドリードでの3回戦でアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナを2-6, 7-6, 7-6の激闘の末に制し、2時間45分の試合を勝利で飾った。

試合中、世界ランク2位のズベレフは、電子審判システムの誤審に苛立ちを見せた。ボールがコート外であったにも関わらず、システムが「イン」と判定したためだ。

ドイツ人選手はその問題のマークを写真に収め、自身のSNSに投稿。記者会見でこの状況と罰金の可能性について説明した。

「正直言って、あの瞬間システムに問題があったと思う。私は電子審判を支持しているが、そのボールは…1ミリどころか4、5センチもアウトだった。

だから主審に向かって『降りて確認してください、私は狂っていません（笑）』と言った。主審が降りることを許可されていないのは彼の責任ではない。

しかし、スーパーバイザーやATPと話すつもりだ。これは本当に異常なことだ。こうした状況では、主審がマークを確認することを許可されるべきかもしれない。[…]

どんな罰金を科されるか興味深い。もちろん、罰金は望まない。私は正しいと知っているからだ。こんなことで罰金を科すべきではない。通常、システムは信頼できる。だが今日は何が起きたのかわからない」