ツィチパス、2回戦でジガンテに敗れ早くも敗退
Le 28/05/2025 à 18h09
par Jules Hypolite

2021年大会の準優勝者であり、過去2大会連続でベスト8進出を果たしていたステファノス・ツィチパスが、水曜日に行われた2回戦で予選通過者のマッテオ・ジガンテに4セット(6-4, 5-7, 6-2, 6-4)のスコアで敗れ、大会早期敗退を喫した。
4月上旬にすでにトップ10圏外となっていたギリシャ人選手は、この敗戦によりさらにランキングを下落させ、仮想順位で25位まで後退することになる。
世界ランク167位のジガンテは(予選を含め)4試合連勝中の勢いで果敢にチャンスをものにし、2008年にエドゥアルド・シュワンクがカルロス・モヤを破って以来、ローラン・ギャロス大会で予選通過選手が元準優勝者を倒した初の事例となった。
これは彼にとってトップ20選手に対するキャリア初勝利であると同時に、グランドスラム自己最高成績の更新も意味する。ジガンテは次の3回戦でベン・シェルトンと対戦し、快進撃を持続できるかが問われる。
一方のツィチパスは、直近4大会のグランドスラムでわずか2勝しか挙げられておらず、最高の調子を取り戻すための解決策を見出せていないことが改めて露呈する結果となった。