デビッド・フェレールがバルセロナ大会ディレクター職を退任へ
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今週土曜日、ATP500バルセロナ・オープンは準決勝を迎える。カレン・ハチャノフ、ホルガー・ルーネ、カルロス・アルカラス、アルチュール・フィスの4選手がカタルーニャでの優勝を争い、今後数時間で決勝進出をかけて戦う。しかし、大会終了を待たずして、2026年大会では早くも重大な変更が確定した。
現役引退後(2019年)からこのポストを務めていた元プロテニス選手のデビッド・フェレールが、来年度をもってバルセロナ大会ディレクターを退任することを発表した。6年前にこの職務に就いた元世界ランク3位(全仏オープン準優勝)の決断が明らかになった。
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「この機会を与えてくれた運営側に心から感謝しています。現役引退後、個人的にも職業的にも非常に充実した日々でした」
「テニス業界の仕組みを学び、大会の偉大さと、毎年物事を前進させるために注がれる情熱を目の当たりにしました。非常にやりがいのある仕事でした」
「私にとって1つの章が閉じ、新たな章が始まります。新しい挑戦を求めていますが、この経験は決して忘れることのない、私の心に永遠に残るものです」
「この仕事に大きな満足を感じており、素晴らしい友人たちと出会えました。とても幸せな気持ちで去ります」とフェレールは語った。現在もデビスカップスペイン代表チームのキャプテンを務めている。
Dernière modification le 19/04/2025 à 12h30
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