ルード、バルセロナでのタイトル防衛ならず：「精一杯やったが、十分ではなかった」

今週金曜日、キャスパー・ルードはATP500バルセロナ・オープンの準々決勝で敗退した。カタルーニャでのタイトルホルダーであるノルウェー勢は、ホルガー・ルネ（6-4, 6-2）に敗れ、来週月曜日に発表される最新ATPランキングでトップ10から陥落することが確定した。

敗戦後の記者会見に臨んだ全仏オープン2年連続準優勝者（2022年・2023年）は、デンマーク選手の好プレーと自身のクレーシーズン目標について語った。現在最も得意とするサーフェスで戦っている最中だ。

「ホルガー（ルネ）はすべての面で私より優れていた。彼がこれ以上うまくプレーできる要素はほとんどないほど、彼は私よりも高いレベルでプレーしていた。私は精一杯やったが、十分ではなかった。彼はリターンで強いプレッシャーをかけ、バックハンドで私を苦しめた。印象的だった」と試合後に対戦相手を評した。

「クレーシーズンでは、出場する全ての大会で準々決勝に進むことが目標だ。モンテカルロではそれができず、ここではタイトルを防衛できなかった。昨年はこれらの2大会で好成績を残した後、マドリードとローマで敗退している」

「これからの数週間・数ヶ月でより一貫した結果を出したい。次のクレーコート大会では準々決勝進出を目指す。これは野心的な目標だと思うが、達成できればトーナメントの上位に食い込めることを意味する。マドリードでの展開を見守りたい」と、Tennis World Italiaが報じた発言で締めくくった。