ナイキは頂点のフェデラーを見捨てたのか?代理人の告白
Le 09/10/2025 à 15h49
par Arthur Millot

25年近くにわたり、ナイキとロジャー・フェデラーは不可分のように見えていた。しかし2018年、彼らの蜜月関係は突然終焉を迎えた。スイス人テニス選手の代理人であり右腕として活躍するトニー・ゴッドシックが、予想外かつ深く苦い決別の舞台裏を明かす。
アンディ・ロディックのポッドキャスト「Served」にゲスト出演したフェデラーの親友兼代理人は、スイス人レジェンドと神話的スポンサーであるナイキのパートナーシップ終了に関する自身の見解を語った。
「2017年1月初旬にナイキのキャンパスを訪れ、新契約獲得に向けて交渉しました。当時ロジャーは4年間グランドスラムで優勝していませんでした。その2週間後、彼は全豪オープンで優勝を果たしました。これで簡単にいくと思ったのですが、そうはなりませんでした。
その後、彼は2017年ウィンブルドンと2018年全豪オープンで優勝しました。しかし結局、契約更新は実現しませんでした。彼がナイキを去ったのではなく、ナイキが彼を見捨てたのです。当時私は非常に怒っていました。テニス史上最高の選手の契約更新を成し遂げられなかった代理人となってしまったからです」
この契約不更新の直後、日本のブランド「ユニクロ」がゴッドシックに接触。当時の噂によれば、10年間で3億ドル(約300億円)の契約を提案した。