ハレで勝利したズベレフ、メドベージェフと決勝進出をかけて対戦

ズベレフはハレ・トーナメントの準々決勝でコボリと中央コート（OWLアリーナ）で対戦した。両選手は今年の全仏オープン3回戦で1度対戦経験があり、世界ランク3位のズベレフが3セット（6-2, 7-6, 6-1）で勝利していた。

試合開始直後（ズベレフのサービスゲーム1-0）、観客は珍しい光景を目にした。ドイツ人選手が急いでトイレに駆け込んだのだ。何らかの不快感を感じたようで、説明もなくコートを離れた。しかし試合は通常通り再開され、ズベレフは効率的なプレー（ブレークポイント1/1）で第1セットを奪取。一方イタリア人選手は6つのブレークチャンスを全て逃した。

第2セットでも両者の差は開かず、互いにサービスゲームを守り合いタイブレークへ。ズベレフが8-6で制し、1時間41分の戦いの末6-4, 7-6で勝利を収めた。

先週シュトゥットガルトで準優勝した28歳の選手は、今シーズンの芝コート7試合中6勝目を挙げた。決勝進出をかけて、彼はミケルセンを破って最初に準決勝進出を決めていたメドベージェフと対戦する。