パオリーニ、北京WTA1000でブズコワを退け準々決勝へ
接戦となった第2セットの末、ジャスミン・パオリーニがマリー・ブズコワを下し、中国の首都で準々決勝進出を決めた。
北京WTA1000の最終試合で、ジャスミン・パオリーニとマリー・ブズコワはトーナメント突破を懸けて対戦した。
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これは両選手のWTAツアー初対戦となった。パオリーニはセバストバとケニンを、ブズコワはマリア、リネット、クデルメトワをそれぞれ破り、3回戦に進出していた。
試合開始から主導権を握ったパオリーニは素早く差をつけ、第1セットを奪取。しかし世界ランク8位の選手は第2セットで苦戦を強いられることになった。
両選手による5回連続のブレークが続く中、数日前にビリー・ジーン・キングカップを制したパオリーニがメンタルの強さを見せた。3度にわたりブレークダウンでリードを許したが、終盤にペースを上げた。3つのマッチポイントを逃したものの、最終的には相手のサービスゲームを破り、2セット(6-2, 7-5、試合時間1時間45分)で勝利を収めた。
パオリーニは今季4度目となるWTA1000シリーズ準々決勝進出を果たした。マイアミ(準決勝)、ローマ(優勝)、シンシナティ(準優勝)に続く快挙だ。さらに上位を目指すには、同日にカロリナ・ムホバを破ったアマンダ・アニシモワとの対戦を制する必要がある。
両選手は2021年パルマWTA2501回戦(クレーコート)でメインツアー対戦経験があり、当時はアメリカ人選手が難なく勝利(6-2, 6-1)している。パオリーニにはリベンジの機会が訪れたことになる。
北京
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