パオリーニ、武漢で不戦勝:タウソンが8強戦で途中棄権
WTA1000武漢大会のこの日の見どころの一つは、ジャスミン・パオリーニ対クララ・タウソンの試合だった。両選手は今シーズン全体を通して好調を維持しており、中国での準々決勝進出を懸けて争っていた。
これは両選手の対戦史上わずか2回目で、前回は昨年のWTA1000北京大会2回戦でイタリア人選手が逆転勝利(1-6, 7-5, 6-4)を収めていた。そして今回の試合も前回同様の展開でスタートした。
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サービスゲームで安定したプレーを見せたデンマーク人選手は、リターンでチャンスをものにし、2回のブレイクを決めて第1セットを奪取。しかしすぐにパオリーニがペースを上げて逆転。
世界ランク12位だが体調不安を抱える対戦相手に対し、WTAランク8位のパオリーニが最終的に試合を優位に進めた。右太ももに痛みを抱えるタウソンは遂に途中棄権を選択した(3-6, 6-1, 3-1 棄権)。
パオリーニは北京大会で準々決勝進出を果たしてからわずか1週間で再び準々決勝に進出。ベスト4入りをかけては、イガ・シフィオンテクとベリンダ・ベンチッチの勝者と対戦することになる。一方のタウソンは過去10試合で6敗目を喫する結果となった。
Dernière modification le 09/10/2025 à 10h33
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