パリーのコーチ、ヘグステットが語る「ダイアンは非常に大きな可能性を秘めており、さらに高みを目指せる」

ダイアン・パリーが全米オープンで好調なスタートを切っている。シーズン序盤に相次いだ故障の影響でトップ100から転落したフランス人選手は、ペトラ・クビトバ（6-1、6-0）とレナタ・サラズア（6-2、2-6、7-6）を破り、土曜日早朝に行われる3回戦でマルタ・コスチュクと対戦する。

ニース出身のパリーは、対戦成績で2勝0敗とリードするウクライナ選手に勝利したことがない。しかし、パリーは今大会、そして今後数週間においても高い目標を掲げることができる。

5月からフランス人選手のコーチを務めるトーマス・ヘグステットは、過去にウォズニアッキ、シャラポワ、キーズなどと仕事をしてきたが、新たに指導する選手に大きな信頼を寄せている。

「彼女は非常に大きな可能性を秘めています。22歳で、本当に高いレベルまで到達できると思います。サバレンカやスビアテクがいますが、その下はすべてが開かれています。焦らずに努力を続け、自分の体を鍛え、片手バックハンドという独自のゲームをさらに構築する時間をかける必要があります。

彼女は一緒に仕事をするのが非常に興味深い選手です。よく耳を傾け、指示に従います。始めた当初は確信が持てませんでしたが、彼女は本当に正しい方向に進んでいます。

私ができる主な違いは、トレーニングで彼女が上達するのを助けることです。トップ選手たちは非常に激しいトレーニングを行います。シャラポワ、ウォズニアッキ、李娜はまるで試合をしているかのように練習していました。

これが、私がこれまで仕事をしてきたすべての選手に教え込もうとしてきたことであり、ダイアン（パリー）がそれに賛同してくれたことを嬉しく思います。彼女はどちらかといえば冷静な性格ですが、少しずつ、コート上でもう少し感情を表現してほしいと考えています。

マッチボールで拳を振り上げるだけではありません。シャラポワが最初のゲームを取ったとき、彼女はそれを相手に感じさせました」と、スウェーデン人コーチは最近の『レキップ』紙のインタビューで語った。