パリー、全米オープン1回戦でクビトバのキャリアに終止符

ウィンブルドン2度優勝（2011年、2014年）の元世界ランク2位、ペトラ・クビトバがプロテニス界に別れを告げた。

今季最後のグランドスラム出場となった35歳のチェコ代表は、ニューヨークで月曜日の朝に観客がまばらだったグランドスタンドで、ダイアン・パリー（世界ランク107位）に6-1、6-0で敗れた。パリーは、完全に振るわなかったクビトバ（直接ミス21、サービスゲームで獲得したポイントは11）を倒すのに最高のテニスを披露する必要はなかった。

フランス人選手はこれでフラッシングメドウズでのキャリア2勝目を挙げ、マディソン・キーズ対レナタ・ザラズアの勝者と2回戦を戦う。

一方のクビトバは、19年にわたる成功に満ちたキャリアに終止符を打った。ビロヴェツ出身の選手はウィンブルドン2勝に加え、WTAツアーでさらに29のタイトル（WTA1000が9、WTAファイナルズ2011）とビリー・ジーン・キングカップ6勝を獲得している。

彼女は第一子出産からわずか数か月で競技に復帰したが、調子を取り戻せなかったこと（全米オープン前の戦績が1勝8敗）が引退を決断させる要因となった。