フォンドラウソバ、サバレンカを下しベルリン決勝進出
Le 21/06/2025 à 11h41
par Adrien Guyot

今週土曜日の午後、WTA500ベルリン大会の準決勝が行われた。最初にコートに立ったのは世界ランク1位のアリーナ・サバレンカと、2023年ウィンブルドン優勝者のマルケタ・フォンドラウソバだった。
ベラルーシのサバレンカは全仏オープン決勝での敗北から見事に立ち直り、今シーズンの芝コートで2連勝(レベカ・マサロバ戦6-2、7-6/エレナ・リバキナ戦7-6、3-6、7-6)を挙げていた。特にカザフスタン選手との試合では4つのマッチポイントを救っている。
対するフォンドラウソバは数週間前からツアーに復帰。肩の負傷でシーズン初めを棒に振りランキングを150位以下まで落としたチェコ選手だが、芝コートでは脅威の存在だ。マディソン・キーズ(7-5、7-6)、ディアナ・シュナイダー(6-3、6-7、6-3)、オンズ・ジャバール(6-4、6-1)を撃破してきた25歳の左利き選手は自信を蓄えており、世界1位にとっては危険な対戦相手だった。
この予感はコート上で現実のものとなった。第1セットではフォンドラウソバがダブルブレークでリードし、35分でセットを奪取。第2セット開始時に2-0とリードしたサバレンカが一時反撃を見せたものの、チェコ選手の巻き返しを許し、デブレークポイントを1つ救われた後、フォンドラウソバがサービスゲームで試合を決めた(6-2、6-4/試合時間1時間21分)。
サバレンカは2025年8度目の決勝進出を逃し、ベスト4で大会を去る。一方フォンドラウソバは対戦成績を3勝3敗のタイに戻した。大会前164位だった彼女は、少なくとも101位まで順位を上げる見込みで、日曜日に行われる決勝(リュドミラ・サムソノバ対王欣瑜戦の勝者と対戦)を待つことになる。