フリッツ、シュトゥットガルトで準決勝進出を決め、トーナメント終了後にトップ5に復帰
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テイラー・フリッツがATP250シュトゥットガルト・トーナメントでその実力を発揮した。世界ランク7位のアメリカ人選手は、マールトン・フチョビッチ(6-3、6-4)に勝利し、準決勝進出を決めた。ハンガリー人選手との対戦で、フリッツは無慈悲なプレーを見せ(12エース、22ウィナー、3ブレーク、ファーストサーブ後の得点率92%)、ドイツの地でベスト4に進出した。
クエンティン・アリスとの初戦勝利以来、フリッツは1セットも失っておらず、決勝進出をかけてフェリックス・オジェ=アリアシムと対戦する。カナダ人選手は同日、17歳の若手ジャスティン・エンゲルを2セット(7-6、6-3)で下していた。昨年11月のATPファイナルズ以来となる今シーズン初の決勝進出を目指すフリッツは、この日の勝利によってさらなる朗報も得た。
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今シーズンのマイアミ・マスターズ1000で準決勝進出を果たしたフリッツは、来週月曜日付のATPランキングで確実にトップ5に復帰する。ジャック・ドレイパーとロレンツォ・ムセッティを抜き、最悪でも来週は世界5位となる。
さらに、今週日曜日にシュトゥットガルトで優勝すれば、ノバク・ジョコビッチをも上回る可能性もある。同トーナメントの前回優勝者であるドレイパーは今大会に出場しておらず、ランキングから250ポイントを失うことになる。
シュトゥットガルト
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