フリッツ、トンプソンの棄権でウィンブルドン準々決勝進出
Le 06/07/2025 à 13h11
par Adrien Guyot

カレン・ハチャノフと共にウィンブルドン準々決勝に進むのは誰か?ロシア人選手の勝利に続き、テイラー・フリッツとジョーダン・トンプソンがロンドンでの最終8進出をかけて対戦した。コート1ではアメリカ人選手が有利と見られていたが、オーストラリア人選手は芝のコートで強く、このサーフェスでは多くの選手にとって手強い相手となる可能性を秘めていた。
しかし、期待された両者の激闘は実現しなかった。試合開始時から調子が上がらず、トンプソンは6-1、3-0、40/0でリードされた時点で棄権を決断した。
体調不良により試合を続行できず、開始から45分も経たないうちに棄権した。ムペシ・ペリカールやディアロとの試合とは異なり、体力を温存できたフリッツは、2022年と2024年に続き過去4年間で3度目のウィンブルドン準々決勝進出を果たした。
キャリア初の準決勝進出をかけて、フリッツはこれまで2度の対戦で勝利したことのないハチャノフと対戦する。ただし、過去2回の対戦はハードコートで、さらにCOVIDパンデミック前の2020年1月ATPカップ以来の対戦となる。
ロシア人選手は当時3セットで勝利しており、その数ヶ月前には上海マスターズ1000で現在世界ランク5位のフリッツを破っていた。この2人にとって3度目の対戦の勝者は、ウィンブルドン初の準決勝進出を果たすことになる。