フリッツ戦で勝利した場合、ムペシ・ペリカールはグランドスラム史上初の記録を達成する可能性がある

ムペシ・ペリカールは火曜日、ウィンブルドン1回戦の第5セット（最終セット）で再びフリッツと対戦する。現在のスコアは2セットオール（7-6、7-6、4-6、6-7）だ。

世界ランキング5位でイーストボーン4度優勝の強豪を初戦で破るだけでも偉業だが、フランス人選手はグランドスラム史上もう1つ前代未聞の記録を樹立する可能性がある。

大会史上最速サーブに続き、ムペシ・ペリカールはスコア次第で、ブレークポイントを1つも取らずにグランドスラム勝利を収めた初の選手となるかもしれない。この記録はATPが統計記録を開始した199年以降に確認されており、Xアカウント「Jeu, Set et Maths」によって報告された。

参考までに、ムペシ・ペリカールは第4セットのタイブレークで2セット1リードの5-2と優勢だったが、アメリカ選手に追いつかれた。その後、試合は消灯時間により中断された。フリッツはグランドスラムでトップ50選手と対戦した42試合中39試合で、少なくとも1セットを失っている。