ミロシュ・ラオニッチ：グラスへの復帰は可能か？

怪我による長期離脱を経て、元世界3位のミロシュ・ラオニッチがお気に入りの芝コートでカムバックした。復帰戦となった火曜日、ラオニッチは1回戦でジョーダン・トンプソンを6-3, 6-4で破っている。

2008年にプロデビューして以来、ラオニッチのキャリアは浮き沈みが激しく、何度も怪我に見舞われてきた。彼のパワフルなショットと爆発的なサーブは、準決勝でロジャー・フェデラーを破り（6-3、6-7、4-6、7-5、6-3）、2016年にはウィンブルドン決勝に進出（アンディ・マレーに6-4、7-6、7-6で敗退）し、世界最高の選手のひとりとなった。

カムバックに失敗し、長いリハビリ期間を経て、カナダ人プレーヤーはようやく完全復帰の準備が整ったようだ。彼は、今週木曜日にオランダの芝で行われる2回戦で、スペインのロベルト・バウティスタ・アグートと対戦する予定だ。

ひとつ確かなことは、現在世界197位のプレーヤーが、今シーズンの主役のひとりになるということだ。今後の大会、特にウィンブルドンでは避けたい相手だ。