ムセッティ、マドリードで準々決勝進出 キャリア初のトップ10入りも確定
夜のセッションで行われた男子シングルス最後の8回戦は、予定より遅れてスタートした。その直前にはサバレンカとコスチュックが2時間30分に及ぶ激闘を繰り広げていた。
ロレンツォ・ムセッティとアレックス・デミナールは、わずか数日前にモンテカルロ・マスターズ1000の準決勝で対戦したばかり(ムセッティが第3セットのタイブレークで勝利)だったが、今度はマドリードの準々決勝進出をかけて激突した。
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サービスゲームで圧倒的な強さを見せたムセッティ(ブレークポイントを1度も与えず)が試合を支配。15のウィナーショットと19の直接ミスに対し、相手は5ウィナー・27直接ミスと、ムセッティの堅実さが際立った。
23歳のイタリア人選手は落ち着いたプレーで(6-4、6-2、1時間22分)勝利を収め、準々決勝に進出。スペインの首都でラッキールーザーとして番狂わせを起こしファイナル8に残ったガブリエル・ディアロと再び対戦する。
この勝利により、ロレンツォ・ムセッティは来週月曜付のランキングでキャリア初のトップ10入りが確定。最低でも9位になり、大会の結果次第ではさらに順位を上げる可能性もある。今週世界78位のカナダ人選手との対戦では優位に立ち、今年2度目となるマスターズ1000準決勝進出を目指す。
マドリード
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