ヤストレムスカ、パリーを破りWTA250ハンブルク大会の準々決勝へ
ディアン・パリーは、ロワ・ボワソンに続いてWTA250ハンブルク大会の準々決勝に進出する2人目のフランス人選手となることを期待していた。世界ランク98位のパリーは、タラ・ヴュルトとの激戦(7-6、3-6、7-5)を制した後、WTAランク39位で大会第2シードのダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)と対戦した。
一方のヤストレムスカは、前ラウンドでユーレ・ニーマイヤーをストレート(6-4、6-3)で下していた。両者の対戦は今回が初めて。しかしパリーは試合開始から全くリズムに乗れなかった。
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序盤から好調だったヤストレムスカはダブルブレークでリードを広げ、わずか33分で第1セットを奪取。第2セット初回にブレークを許したパリーは反撃に転じ、ブレークバックで試合に食い込んだ。
より接戦となった第2セットだったが、パリーは結局流れを変えられず、1時間20分の戦いの末にストレート(6-1、6-4)で敗退。最後のチェンジコート時、フランス人選手は左足の治療のために医療タイムアウトを取った。
ウィンブルドンでの3回戦進出にもかかわらず、ニース出身のパリーは苦しいシーズンを続け、16強で敗退することとなった。一方、ヤストレムスカは今シーズン5度目となるWTAツアーの準々決勝に進出し、ダルマ・ガルフィと対戦してベスト4入りを目指す。
Hambourg