ラモス=ビニョーラス、引退の理由を語る:「年月が過ぎたことに気づき、体調を維持するために強くトレーニングする必要があった」
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アルベルト・ラモス=ビニョーラスは、プロテニス選手として最後の数ヶ月を過ごしている。37歳のスペイン人左利き選手(現在世界ランク234位)は、3月末に2025年シーズン終了での現役引退を発表した。
バルセロナ大会1回戦でホルガー・ルネに敗れた(7-5, 6-4)同選手は、主催者からワイルドカードを受けて出場。2017年モンテカルロ・マスターズ準優勝者は記者会見で、引退決断に至った経緯を説明した。
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「当初は引退するつもりはありませんでした。筋繊維断裂や恥骨骨炎を経験し...年月の経過を実感するとともに、体調維持のためには強度の高いトレーニングが必要だと気付きました。
私は強力なサーブを持たないため、入念な準備が必要でした。しかしその準備過程で痛みが生じるようになった。これら全てが『終わりにすべき時』という結論に導きました。長いキャリアを経て、成熟する時期が来たのです。精神的にも準備が必要です。
最後の1年を最大限楽しみ、自分が望むようなテニスをコートでプレーすることが最良の方法だと考えています」と、Relevoの取材に応じて語った。
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