ロイエ、バリオス・ベラに敗れローマ・マスターズ1000本戦出場ならず
Le 06/05/2025 à 17h54
par Adrien Guyot

ローマ・マスターズ1000予選2回戦を突破する可能性のある唯一のフランス人選手として、ヴァランタン・ロイエ(ATPランク117位)は世界118位のトマス・バリオス・ベラと対戦し、イタリアの首都での本戦出場を懸けて争った。
フェデリコ・アグスティン・ゴメス(6-4、4-6、7-5)に勝利した23歳の選手は、先週日曜日にクリスティアン・ガリンと対戦したマウトハウゼン・チャレンジャー準優勝者のチリ選手に対して好調を維持しようとした。
第1セットでは、フランス勢が好スタートを切り、早々にブレイクを奪ったが、この優位は長続きせず、バリオス・ベラがすぐに追いついた。最終的に5-5でブレイクを奪ったチリ選手が重要な局面でより冷静さを保ち、スコアで優位に立った。
しかしロイエは第2セットで見事なリターンゲームを見せ、6-5でセットを奪い返し、セットカウント1-1のタイに持ち込んだ。
第3セットではマッチをかけたサービスゲームで優位に立ったロイエが最も困難な部分を乗り越えたと思ったが、試合開始時と同様にブレイクを維持できず、相手選手に勢いを与えてしまった。
結局、バリオス・ベラは4ゲーム連取して(7-5、5-7、7-5の約3時間に及ぶ死闘の末)勝利を収め、ローマ・マスターズ1000の本戦出場を決めた。
前日の予選1回戦でピエール=ユーグ・エルベールとアドリアン・マナリノが早々に敗退した後、ヴァランタン・ロイエも本戦への道を切り開くことができなかった。
これにより、ローマ大会の男子本戦にはアンベール、フィルス、ムペシ・ペリカール、ムーテ、アリス、ミュラー、リンダーネッチ、ガストンの8名のフランス人選手が出場する。なお、モンフィスとボンジは本大会を欠場することを表明している。