「人々は私が英国人だから、きっと芝生のコートで素晴らしいプレーをするはずだと思っている」とウィンブルドン前のドレイパー

Punto de Breakが伝えたインタビューで、現在世界ランク4位のジャック・ドレイパーは、ウィンブルドン開幕を前に様々な話題に触れた。今年2つ目のグランドスラムで英国の大きな期待を背負う選手として紹介される中、彼は「英国人だからといって必ずしも芝生のコートが得意とは限らない」と釘を刺した。

「芝生は私のプレースタイルに非常に合ったサーフェスです。しかし、人々は私が英国のテニス選手だから、このサーフェスで驚異的なプレーをするはずだと思っています。私はほとんど芝生でプレーしませんし、難しい面もあります。確かに私はこのサーフェスで彼ら（アルカラズとシナー）に勝利した経験があり、自信は持っています。私の武器と相性が良く、このサーフェスでもっと効果的になりたいと思っています。

もちろん、今までのキャリアで最も好きなのは屋外と室内のハードコートですが、芝生での経験はまだ浅いので、来週からの自分のパフォーマンス、そしてもちろん今後のキャリアにおいてどうなるか、興味深いところです」

これらの発言は特に意味を持つ。なぜなら、この英国人選手はウィンブルドン2025で簡単な対戦相手とは言えない組み合わせを引き当てたからだ。実際、2回戦でチリッチと、3回戦では早くもブブリクと対戦する可能性がある。