「今シーズンの残りをそのような方法で迎えたくない」— ガウフ、芝シーズン開幕前に戦略を明かす

ニッキー・オグンナイクとのポッドキャスト「Nice Talk」で、全仏オープン新女王のココ・ガウフが芝コートシーズン開幕前に心境を語った。パリでの優勝を消化することがウィンブルドンでの好成績につながると彼女は考えている：

「パリでの勝利を可能な限り小さく見せることで、ウィンブルドン優勝の最高のチャンスを得られると考えています。正直、あの瞬間をある意味忘れようとしています。これはあくまで『飢え』を持ち続けるためです。USオープン優勝後、私はその年残りの期間『USオープンを制したし、シーズンもほぼ終わりだし、これで十分満足だ』と考えていました」

「今シーズンの残りをそのような方法で迎えたくありません。特に、あと2つのグランドスラムで十分優勝可能なのです。この時のマインドセットから学んだ教訓を活かし、全仏のことは忘れようとしています。もちろん今すぐではなく、現在はしっかり記憶に刻んでいます。でもいざウィンブルドンのセンターコートに立つ時が来たら、忘れるように努力するつもりです」

ベルリン大会に出場中のガウフは、1回戦をバイ（不戦勝）で通過し、2回戦では王（ワン）選手とカサトキナ選手の勝者と対戦する予定だ。