今年最初の4つのマスターズ1000大会で3人の新王者が誕生、1991年以来の出来事

マドリード大会は日曜日、決勝でキャスパー・ルードがジャック・ドレイパーを破り優勝という結果で幕を閉じた。

ノルウェー勢の勝利により、今シーズン開催された最初の4つのマスターズ1000大会のうち、3大会で新たな王者が誕生したことになる。

ジャック・ドレイパー（インディアンウェルズ）、ヤクブ・メンシク（マイアミ）、キャスパー・ルード（マドリード）はいずれもこのカテゴリーで初優勝を飾った。モンテカルロで優勝したカルロス・アルカラスのみが、過去に他のマスターズ1000大会で優勝経験があった。

X（旧Twitter）の「Jeu, Set et Maths」が指摘しているように、このような状況は1991年シーズン以来のことである。

当時はジム・クーリアーがATPチャンピオンシップシリーズ（マスターズ1000の旧称）でインディアンウェルズとマイアミの2連覇を達成し、その後セルジ・ブルゲラがモンテカルロで、カレル・ノバチェクがハンブルクでそれぞれ優勝していた。