「全米オープンに向けて最高の状態に到達できると思う」とジョコビッチ、今後のシーズンに自信

Adrien Guyot

le 13/07/2025 à 11h17

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Djokovic Wimbledon

ノバク・ジョコビッチにとって25度目のグランドスラム優勝はまだ実現していない。2023年全米オープン以来のメジャー制覇を目指す38歳のセルビア人選手は、今シーズン最初の3大大会すべてで準決勝まで進んだものの、メルボルン、パリ、ロンドンではいずれもその壁を越えることができなかった。

全仏オープンとウィンブルドンでは、世界ランク1位のヤニック・シナーに3セットで敗れ、決勝進出を逃した。全豪オープンではハムストリングを負傷し、アレクサンダー・ズベレフに途中棄権を余儀なくされた。

ウィンブルドンでのフラビオ・コボリとの準々決勝終盤、センターコートで転倒した際は、特にセルビアのチャンピオンが準決勝前日の練習をキャンセルせざるを得なかったこともあり、ファンから健康状態を心配する声が上がった。全仏オープン準優勝者に敗れた後の記者会見で、ジョコビッチは今後のシーズンについて語った。

「コートに出ないことを考えたことは本当になかった。それほど調子は悪くなかった。昨日（木曜日）は練習できなかったが、ウォームアップ中はかなり良い感じだった。ただ、足がどう反応するかは確信が持てなかった。ウォームアップではあまり動かず、どちらかと言えば静止した状態でプレーしていた」

「しかし第1セット中盤から、特にフォアハンド側で踏み込まなければならない場面など、よりアグレッシブな動きが必要になった時に、状態が悪化しているのを感じた。実際、最初の6～7ゲームはうまくいっていたが、その後はそうではなかった」

「この怪我で長期間コートを離れることはないと思う。残念ながら最近似たような怪我をしたが、比較的早く復帰できた。全米オープンに向けて最高の状態に到達し、最高水準のプレーができるようになると確信している」と、ジョコビッチはClayメディアに語った。