全米オープン:アルカラズがオペルカに堅実勝利、ビーナス・ウィリアムズは初戦敗退、ジャックモは2回戦進出―夜の部結果まとめ

全米オープン夜の部の結果:
男子シングルスでは、アルカラズがフラッシングメドウズでの初戦として容易ならぬ1回戦を迎えた。強力なサーバーであるオペルカと対戦したスペインの新星は、3セット(6-4, 7-5, 6-4)で揺るぎない勝利を収め、年間55勝目(2024年比+1)を挙げた。
トップ5の同僚であるドレイパーも、堅実な相手であるアルゼンチンのゴメズとのアメリカでのトーナメント初戦を戦った。4セット・3時間に及ぶ接戦の末、インディアンウェルズ優勝者が勝利(6-4, 7-5, 6-7, 6-2)を収めた。
一方、ルネとフォンセカも初戦を突破。前者はファン・デ・ザンドスフルップ(6-3, 7-6, 7-6)、後者はケチュマノビッチ(7-6, 7-6, 6-3)をそれぞれ破った。ロシア勢も2回戦進出を決め、ルブレフはプリズミッチに(6-4, 6-4, 6-4)、カチャノフはバサバレディに(6-7, 6-3, 7-5, 6-1)勝利した。
女子シングルスでは、レジェンドのビーナス・ウィリアムズがアーサーアッシュスタジアムに復帰。1セットを奪うも、第11シードのムホバに初戦敗退。45歳のアメリカ人は、1981年のレニー・リチャーズ以来の全米オープン女子シングルス最年長出場選手となった。
リバキナは、アメリカのワイルドカードであるパレハ(6-3, 6-0)を難なく下し、若手のアンドレエワもパークス(6-0, 6-1)を圧倒した。しかし、ニューヨークで大きな失望を味わったのはスビトリナである。ウクライナ勢は、ハンガリーのボンダーにストレート(6-2, 6-4)で敗れた。
最後に、22歳のフランス期待株エルザ・ジャックモ(91位)が全米オープンでキャリア初勝利を挙げた。2セット(6-4, 6-3)で世界44位のマリー・ブズコバを破り、トップ100定着をさらに確かなものにした。