「敗戦に向き合う助けになる」——ペグラが2022年全米オープンでビール片手に会見に現れた瞬間
Le 23/09/2025 à 19h46
par Adrien Guyot

世界ランク7位のジェシカ・ペグラは2024年全米オープンで決勝進出を果たした。母国で初のグランドスラム決勝に臨む2年前、アメリカ人選手はここまで深くは進出できなかったが、準々決勝で優勝者のイガ・シフィオンテックに敗退(6-3, 7-6)していた。
当時28歳だったペグラは記者会見にハイネケンの缶を持参し、記者団の質問に答えた。この様子は質問した記者の一人の反応を誘わずにはいられなかった。
笑顔を絶やさないペグラは躊躇なく率直に説明した。「ドーピング検査用に排尿しようとしてたの…でも敗戦に向き合う助けにもなるよね」と当時のペグラは語っていた。
それから2年後、アメリカ人選手は同じ準々決勝でポーランドの選手をストレートで下し(6-2, 6-4)、見事にリベンジを果たし決勝進出を決めたのである。