「普通にプレーすれば、10回中9回は勝てる」——ルーン、ウィンブルドン1回戦でハリーに敗れながらもこう語る

ホルガー・ルーンは昨年ウィンブルドンでベスト16に入っていた。しかし今年、世界ランク8位のデンマーク選手は初戦で敗退し、2セット先行していたにも関わらずニコラス・ハリーに逆転負けを喫した（4-6, 4-6, 7-5, 6-3, 6-4）。

今シーズン好不調の波があるルーンにとってまたしてもがっかりな結果となった。インディアンウェルズでは決勝進出、バルセロナでは優勝を果たす一方で、多くの棄権や早期敗退も経験している。記者会見で彼は対戦相手のパフォーマンスについて厳しい見解を示した：

「試合は良いスタートを切り、良いプレーができていた。第3セットで少し運が悪かった。第4セットでは膝の痛みを感じ始め、治療を受けた。

その時点から、最初の2セットのようにサービスを打つこともバックハンドを打つこともできなくなった。

ニコラス・ハリーに対する敬意はあるが、普通にプレーすれば10回中9回は勝てる。もちろん今日は膝の状態もあって簡単ではなかった」