「私はとても運が良かった」、足首の負傷後に涙を見せたアンドレスク

モントリオール大会1回戦でクレイチコバと対戦したアンドレスクは、6-3、6-4の2セットで勝利を収めた。

カナダ人選手の勝利が目前に見えた矢先、試合中のアクシデントが観客をがっかりさせる事態となった。第2セットの自らのサービスゲームで5-4とリードしていた時、アンドレスクは足首を負傷。コートに崩れ落ち、観客の前で涙を流した。

理学療法士の処置を受けた25歳の選手は、1時間44分に及ぶ試合を最後まで戦い抜いた。大会主催者からインタビューを受けた彼女はこの恐怖体験後の感情をこう語った：「私は本当に運が良かった。起きたことは本当に不運なことです。何と言っていいか分かりません。皆さんありがとう、こんな瞬間は決して楽じゃありません」

次戦でロシアのアンドレエワと対戦できるかどうかはまだ不明だ。参考までに、彼女はこの大会に慣れ親しんだ選手で、2019年にわずか19歳で優勝している。