「このトーナメントで優勝したら、引退しない」ブシャールのモントリオール大会でのサプライズ勝利
Le 29/07/2025 à 05h59
par Arthur Millot

キャリア最後のトーナメントとなるWTA1000モントリオール大会1回戦で、ブシャールはコロンビアのアランゴ(世界ランク82位)と対戦した。
驚くべきことに、カナダ人選手は2時間強の戦いの末、6-4、2-6、6-2で勝利を収めた。ここ2年間ほとんど試合に出ていなかった彼女にとっては異例の勝利だ。最高ランク5位だった31歳の選手にとって、前回の勝利は2023年9月以来のこと。さらに、この大会での最後の勝利は2016年まで遡る。試合後、コート上で「このトーナメントで優勝したら、引退するという決断を変える」と語った。
ブシャールはこれまで、テニス選手としてのキャリアを一時休止し、新たな情熱であるパデルに専念することを選択していた。2024年から2025年にかけて、彼女が戦った試合はわずか5試合で、最後はニューポートでのロジャース戦(7-5、6-2で敗北)だった。
次戦では、ウィンブルドン準決勝進出の実績を持つスイスのベンチッチ(20位)と対戦する。ベンチッチはこの大会の2015年優勝者でもある。