約3時間30分の死闘を制しWTA1000初勝利:ボワソンが北京でガルフィを破る
Le 25/09/2025 à 12h14
par Adrien Guyot

熱戦の末、ロイス・ボワソンがハンガリーのダルマ・ガルフィを破り、WTA1000シリーズでの初勝利を挙げた。
北京WTA1000トーナメントに残る最後のフランス人選手となったロイス・ボワソンは、予選を勝ち上がったハンガリーのダルマ・ガルフィとの一戦から大会をスタート。一見すると手の届きそうな対戦相手だったが、ディジョン出身の22歳選手にとって試合は決して容易ではなかった。
均衡した展開で始まった試合で、ボワソンは3-3の時にサービスを失うも、直後にブレイクバック。1時間20分に及んだ長い第1セットは、セットポイントを救ったボワソンがタイブレークを8-6で制し先取した。
全仏オープンベスト4の経験者は流れをつかんだかに見え、第2セット開始早々にブレイクして2-0とリード。しかし予選でリンダ・フルヴィルトバとカタジナ・カワを破ったガルフィは粘り強く追い上げ、2時間37分が経過した時点で27歳のWTA97位選手がセットカウントを1-1に戻した。
勝負の行方が混沌とする中、世界ランク41位のフランス人選手は決定的な反撃を見せる。最終セット開始早々にダブルブレークを決め、瞬く間に4-0とリードを広げた。サービスゲームで最後まで抵抗されたものの、このアドバンテージを終盤まで維持。ロイス・ボワソンは激闘の末(7-6, 5-7, 6-2/3時間23分)勝利を収め、北京WTA1000の2回戦進出を決めた。
これはフランス人選手にとってこのカテゴリーのトーナメントでの初勝利となる。ベスト16入りをかけて、ボワソンは初戦を免除された第19シードのリュドミラ・サムソノワと対戦する。