統計:マスターズ1000決勝での棄権、10年ぶりの出来事
le 18/08/2025 à 23h05
世界ランキング1位のヤニック・シナーが、マスターズ1000シンシナティ大会決勝で第1セット5ゲームを終えた時点で棄権した。
カルロス・アルカラスに0-5とリードされ体調不良に陥ったイタリア人選手は、対戦相手に真っ向から勝負を挑むことができなかった。
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X(旧Twitter)のアカウント「Jeu, Set et Maths」が指摘したように、これは2014年マドリード大会で錦織圭がラファエル・ナダルに(2-6, 6-4, 3-0 棄権)で敗れて以来、11年ぶりにマスターズ1000決勝で発生した棄権事例である。
21世紀に入ってから、このカテゴリーの決勝がこのような形で終了したのは他に2例しかない:2004年マイアミ大会(ギジェルモ・コリア対アンディ・ロディック)と2011年シンシナティ大会(ノバク・ジョコビッチ対アンディ・マレー)である。
今年のシンシナティ大会男子シングルスでは計8件の棄権が発生し、これは2013年マイアミ大会と並んで史上5番目に多い記録となった。今シーズンのマドリード大会や2009年上海大会の記録(各9件)にあと1件で並ぶ数字だ。
シナーにとってこれはキャリア6度目の試合途中棄権となる。前回は2023年ハレ大会準々決勝(アレクサンダー・ブブリク戦)以来のことである。
シンシナティ