「選手たちは議論に十分参加していなかった」ジョコビッチ、マスターズ1000の新フォーマットについて強く抗議
テニスのレジェンド、ノバク・ジョコビッチが全米オープン出場に向けて準備を進めている。彼は2年前、この同じ大会でキャリア24度目となるグランドスラムを制覇した（現時点で最後の優勝）。
38歳となった今も、そのモチベーションは衰えていない。ツアー選手の権利保護を目的とするPTPA（2019年にヴァセク・ポスピシルと共同設立）の共同創設者であるジョコビッチは、記者会見に臨み、マスターズ1000の開催期間延長（従来の1週間から、現在はほとんどすべての大会が12日間、あるいは2週間に拡大）について質問を受けた。セルビア人選手はここ数時間、率直にこの問題に言及した。
「正直なところ、ATPとWTAが決定を撤回するとは思えません。これらのトーナメントのディレクターとATPの運営陣が集まって元に戻すことで合意しない限り、ですが、それは極めて疑わしいです。
率直に言って、トーナメント側の立場は分かりません。しかし、多くのトップ選手がマスターズ1000のフォーマット変更に反対していることに気づきました。私は選手たちを全面的に支持します。
しかし、結局のところ、積極的になるべきで決定を下す必要があった時に、選手たちは議論に十分参加していませんでした。これは極めて重要な対話であり、選手は最大限関与する必要があります。
彼らは意見を述べていますが、この場合、時間とエネルギーを割いて議論や会議に関与することも必要です。大変だとは承知していますが。私自身、非常に頻繁に交渉に参加してきました、本当です。
ですが、これは必要なステップです。なぜなら、ご存知の通り、今下す決定は自分自身だけでなく、将来の世代にも影響するからです。ですから、正しい選択をするために貢献しなければなりません。どうなるかは見てみましょう。
これらの契約はトーナメントに莫大な収入をもたらすため、近い将来、何かが変わるとは思えません」とジョコビッチはThe Tennis Letterに語った。
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