157,000ドル:ナダル、自身のラケットで新記録を樹立
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2024年に引退したラファエル・ナダルが再び注目を集めましたが、今回はコートの外での出来事です。スペイン人選手は、オークションで自身が試合で使用したラケット1本を157,000ドル(約2,300万円)という天文学的な金額で落札され、史上最高額で売却されたラケットとして正式に歴史に名を刻みました。これは自身が保持していた前回の記録(2022年全豪オープン使用ラケットの139,700ドル)も更新するものです。
このラケットは、マヨルカ島出身のナダルが2017年に使用したもので、マイアミ決勝のフェデラー戦、マドリード・オープン準決勝のジョコビッチ戦、そして全仏オープン決勝のワウリンカ戦でも使われました。オークションは6月8日に締め切られました。
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「グランドスラム決勝で使用されたラファエル・ナダルのラケットを見つけることは稀です。ナダルの2017年の戦績は、彼がクレーコートの王者としての地位を再確認させるものであり、このラケットは時代を象徴するキャンペーンの直接的な遺物です」とオークション会社は説明しました。この発言はテニス・アップ・トゥ・デートによって伝えられました。
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