2セット0でリードされていたシナー、ディミトロフの棄権により勝利
le 07/07/2025 à 21h15
ウィンブルドンでの最後の8強入り決定戦は予想外の展開となった。
ヤンニック・シナーとグリゴール・ディミトロフはツアーで6回目の対戦となり、シナーが4勝1敗のアドバンテージを持っていた。ロンドンの芝生で、シナーはここまでの3回戦でわずか17ゲームしか落とさず順調に勝ち上がってきた。ディミトロフは西岡、ムテ、オフナーを破ってこの舞台に立っていた。
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試合は誰もが驚く中、ディミトロフが攻撃的かつ効果的なテニスで最初の2セットを奪い優勢に立った。特に最初のセットでは、ネットプレーで13中11ポイントを獲得するなど、彼の強さが際立った。ディミトロフは6-3、7-5とリードし、トーナメントの中でも特筆すべき偉業を成し遂げようとしていたが、筋肉の損傷に裏切られ、第3セットの2-2で棄権を余儀なくされた。
崖っぷちに立たされていたシナーは、特異な状況の中で準々決勝進出を決めた。試合中、世界のトッププレイヤーもまた、右肘の違和感により第2セットでメディカルタイムアウトを要求し、体調面での問題を抱えている様子だった。
準決勝進出をかけて、シナーはベン・シェルトンとの試練が待っている。ディミトロフにとっては、5つのグランドスラム中5回目の棄権であり、今シーズン4度目のこととなる。
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