WTA 1000モントリオール大会：ムボコがゴフを下す快挙、リバキナはヤストレムスカを逆転で撃破

マルタ・コスチュークがマッカートニー・ケスラーを3セット（5-7, 6-3, 6-3）で破り、WTA1000モントリオール大会の準々決勝に最初に進出した。

ウクライナ人選手は次戦の相手が同胞のダヤナ・ヤストレムスカになる可能性を待っていた。世界ランク35位のヤストレムスカはエレナ・リバキナを倒す必要があった。

波乱の展開となった試合の末、最初のセットを落としたリバキナは最終的に逆転勝利を収めた。決勝セットで4-5と追い込まれた場面では、あと2ポイントで敗北という危機に直面した。

しかし世界12位のカザフスタン代表はプレーを締め、2時間31分の死闘を制した（5-7, 6-2, 7-5）。4度目のマッチチャンスを逃さず、リバキナはコスチュークとの準々決勝進出を決めた。

この夜の最大の番狂わせは、世界2位のココ・ゴフがカナダの若手ビクトリア・ムボコに敗れたことだった（6-1, 6-4）。今大会サーブに苦しむアメリカ代表は、今週合計43本（3試合で）のダブルフォルトを追加する中、若き対戦相手の勢いに押し切られた。ワイルドカード出場のムボコはキャリア初のWTA1000準々決勝進出を果たした。

準決勝進出をかけてムボコはジェシカ・ブザス・マネイロと対戦する。スペイン人選手はこの日最後の試合で中国の朱琳を破った。多くのブレークが発生した試合（計17回、うちブザス・マネイロが9回）で、世界51位の選手が最終的に勝利を収めた（7-5, 1-6, 6-2）。

今年のカナダ大会までWTA1000で2回戦を突破したことのなかったブザス・マネイロは、決勝まであと2勝の位置にいる。地元観客の前でムボコと対戦するという重責を担うことになる。