WTA 500 クイーンズ：シュナイダーとラドゥカヌが勝ち進む、クレイチコバは芝復帰戦で敗退

WTA 500クイーンズ・トーナメント1回戦の続きが行われ、カロリナ・ムホバが早朝の試合で2回戦進出を決めました。この火曜日には、大会の他の注目選手たちも順当に勝利を収めました。

大会5番シードのディアナ・シュナイダー（ロシア）は、世界24位のマグダレナ・フレッシュとの初戦を完璧に乗り切りました。最近マリウス・コピルコーチとの契約終了を発表したばかりのロシア選手は、全く動揺することなく試合を支配。次戦ではケイティ・ボルター（英国）と準々決勝進出を争います。ボルターはアイラ・トムリャノビッチを7-6、1-6、6-4で破りました。

一方、エマ・ラドゥカヌ（英国）も今季初の芝コートでの試合を勝利で飾りました。2021年全米オープン優勝者はクリスティーナ・ブクサに6-1、6-2で快勝し、2回戦でレベッカ・シュラムコバ（スロバキア）と対戦します。

シュラムコバはこの日最大の番狂わせを起こし、7番シードのバルボラ・クレイチコバ（チェコ）を撃破しました。ウィンブルドン王者である世界17位のクレイチコバは、芝コート復帰戦で敗退という結果に終わりました。

昨年11月から5月まで背中の負傷で離脱していたチェコ代表選手は、2025年シーズン4試合目で3敗目を喫するなど、まだ完全に調子を取り戻せていない様子です。