「こんなに良いトーナメントの後の繊細な終わり」—シェルトン、ウィンブルドン準々決勝敗退に反応
ベン・シェルトンはウィンブルドンで準決勝進出を果たせなかった。今シーズン初めに全豪オープンでベスト4に入ったアメリカ人選手は、ロンドンではそのパフォーマンスを再現できなかった。
ヤニック・シナーとの対戦で、世界ランキング10位のシェルトンはできる限りのことをしたが、29本のウィナー(うち14エース)にもかかわらず、イタリア人選手が強すぎて3セット(7-6、6-4、6-4)で敗れた。ボルト、ヒジカタ、フチョビッチ、ソネゴを破る好成績を残したシェルトンは、敗退について振り返った。
「とても難しい試合だった。ヤニック(シナー)は本当に上手くプレーし、私よりもはるかに良かった。私にとってこんなに良いトーナメントの後の繊細な終わりだ。今日の彼はコート上で調子が良かった」
「相手が100%の状態でないだろうと思いながら試合準備はできない。肘の不調にもかかわらず、彼のテニスに普段との違いは全く見られなかった。本当に悔しい」
「今日は特定のゲームプランを持って試合に臨んだ。オーストラリアでの試合と比べ、よりスマートにプレーできたと思うが、最も必要な場面でファーストサーブの成功率が期待より低かった」
「芝のコートで何が効果的か、私はまだ学んでいる最中だ。今日はもっと彼を苦しめることができたと思う。グランドスラムでの結果には満足していない」
「もちろん、今年のクレーと芝のシーズンで達成したことに対して不満だと言うのは適切ではない。私は常に、昨年の結果に比べて大きな大会で一歩前進したいと言っている」
「1月以降のグランドスラムではそれができた。完全に満足しているわけではないが、今シーズン最初の3大大会を経て自信がついたと感じている」
「全米オープンで何が起こるか見てみよう。今のところ、今日の敗戦はまだ痛い」とシェルトンはPunto De Breakに敗退直後に語った。
ウィンブルドン