「ただこのチャンスを最大限に活かしたかった」— ラッキールーザーのブルックスビー、イーストボーンでの1週間を満喫
Le 28/06/2025 à 10h25
par Adrien Guyot

ジェンソン・ブルックスビーがATP250イーストボーン大会の決勝にサプライズ出場を果たした。世界ランク149位のアメリカ人選手は予選最終戦でヴキッチに敗れたものの、ブブリクの棄権によりラッキールーザーとして本戦に繰り上がった。
この幸運な出場機会を得たブルックスビーは、コメサーニャ、ボルヘス、エバンス、アンベールを次々と破り決勝進出。世界ランク5位で大会第1シードの同胞テイラー・フリッツと優勝を争うことになった。
このような形で決勝に進出するのはブルックスビーにとって初めてではない。今年4月には25歳のアメリカ人選手がヒューストン大会で予選から勝ち上がり、フランセス・ティアフォーを破って優勝を果たしていた。
ブルックスビーは今後数時間内に行われるフリッツとの決勝で勝利すれば、同様の運命をたどることになる。現地時間土曜日17時開始の決勝を前に、ブルックスビーはイギリスでの充実した1週間を振り返った。
「プレッシャーはかなり少ないと思います。もちろん今日(金曜日)は感じましたが。でも一般的に、メイン抽選に入れるとは思っておらず、最後の瞬間にこんなチャンスが巡ってくる場合、本当にプレッシャーは軽減されます。ただこの機会を最大限に活用したいと思っていました」
「このような大きな舞台に戻ってくることは、単にゲームの面だけでなく、身体的にも大きな意味があります。多くの観客の前でこのようなトーナメントの試合をするのが本当に好きです。だから再びここにいて決勝を戦えることがとても嬉しい」とブルックスビーはChampionatの取材に語った。