「とてもポジティブだと言ったら嘘になります」と、3月以来の初勝利後にムホバが告白
カロリナ・ムホバの2025年シーズンは、新たな身体的な問題に悩まされ、トーナメントを続けて戦うことができませんでした。左腕の手首の怪我などによりマイアミから全仏オープンまで欠場していた世界ランク14位のチェコ選手は、パリでの1回戦でアリシア・パークスに3セットで敗れました。
一方、クイーンズ・クラブ・チャンピオンシップでは、2023年全仏オープン準優勝者のムホバが勝利を収め、マディソン・イングリスを苦戦の末(7-6、3-6、6-4)で破りました。パリでの敗戦後、ムホバは手首の怪我のため通常の両手バックハンドが打てず、今後数週間プレーできるかどうかわからないと明かしていました。
ロンドンでは片手バックハンドでプレーしているムホバは、1回戦を突破し、タチアナ・マリアとの準々決勝進出をかけた試合前に現在の状況について語りました。
「たくさんの試合をこなせていないことが不利に働いていると感じました。でも、芝生でのプレーは自然にできる選手ばかりではないし、スライスは有効な戦術だと思いました。
だから片手バックハンドで戦うことを決め、今日の試合でその経験を積むことにしたのです。もしかしたら、これがさらなる勝利につながるかもしれません。
とてもポジティブだと言ったら嘘になります。本当にイライラします。頭の中では時々『両手バックハンドでプレーできたら、こんなに楽なのに』と思ってしまいます。でも、そういうことは考えず、ポジティブなことに集中しようとしています。戦術を磨いています。
もちろん、サーブは重要です。特に芝生では。でも、相手ができるだけ居心地悪く感じるように、ポジショニングとフットワークのスピードにも集中しています」と、ムホバはWTA公式サイトで語りました。
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