アルカラズ、バルセロナ大会初戦でクインを下し勝利
le 15/04/2025 à 17h20
モンテカルロ・マスターズ1000で優勝したばかりのカルロス・アルカラズは、今週バルセロナ大会に参戦。同大会では過去2度(2022年、2023年)の優勝経験を持つ。
昨年はカタルーニャでの大会を欠場していた世界ランク2位(Raceランキング暫定1位)のアルカラズは、初戦で予選を勝ち上がった21歳のアメリカ人選手イーサン・クインと対戦。
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第1セットでは支配的なプレーを見せ、2回のブレイクを奪う。グランドスラム4度優勝の実力者は、重要なポイントでも安定感を示し(第1セットで5つのブレイクポイントを防ぐ)、比較的順調にセットを奪取。しかし第2セットでは試合が緊迫した展開に。
リラックスしたプレーで攻勢をかけるクインに苦戦を強いられたアルカラズは、第3セットへの縺れ込みも危惧される状況に。
激しいブレイクの応酬(計6回、双方3回ずつ)となった第2セットで、アルカラズは5-6から自身のサービスゲームで試合を決められるかと思われた。だがクインが粘り、タイブレークに突入。
サーブが決まりにくい状況が続く中、予選でムテとコリッチを破ったクインはセットボールも獲得。しかしアルカラズは逆転のバックハンド・パッシングショットで6-6の同点に追いつき、2ポイント後のドロップショットで試合を決めた。
カルロス・アルカラズは2セット(6-2, 7-6)1時間46分の戦いを制し、ATP500バルセロナ大会のベスト16進出。次戦ではラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦する。ジェレはこの日、ラッキールーザーのフランス人選手アルチュール・リンダーネッシュを3セット(6-7, 6-1, 6-2)で下していた。