アンドレスク、足首負傷でモントリオール大会のアンドレエワ戦を棄権

怪我に悩まされてきたキャリアのビアンカ・アンドレスクは、モントリオールWTA1000大会1回戦で再び不運に見舞われた。バルボラ・クレイチコバ相手にマッチポイントを握りながら左足首を負傷したカナダ選手は、それでも数ポイント後に試合を完遂（6-3、6-4）していた。

勝利の涙にくれた25歳のアンドレスクだが、地元大会を続行することは叶わなかった。2019年全米オープン優勝者は回復が見込めず、センターコート第3試合でミラ・アンドレエワと対戦予定だったが棄権を余儀なくされた。

このため、世界5位のロシア選手（1回戦免除）は3回戦から登場し、マッカートニー・ケッサーあるいはマヤ・ジョイント対レイラ・フェルナンデス戦勝者と対戦する。

世界187位のアンドレスクにとってこれは新たな挫折だ。先月5月にトップ100復帰を果たしたばかりの彼女は、今大会で自信を深めることができなかった。

昨年カナダオープンではレーシャ・ツレンコに1回戦敗退していたアンドレスク。2025年シーズンを4月ルーアンでスタートさせた彼女は、先月スヘルトーヘンボス大会（エレナ＝ガブリエラ・ルセに準々決勝敗退）以来、同一大会で2連勝を記録できていない。