「エマの悪口を言いたいわけではないが、ドレイパーと比べると…」マレーの兄がラデカヌについて語った見解

テニス専門メディア「Tennis Up To Date」のインタビューで、アンディ・マレーの兄であるジェイミー・マレーは、英国テニス界の2人の有望選手ラデカヌとドレイパーの現状について言及した。彼によれば、年齢が近いにも関わらず（22歳と23歳）、2人の間には大きな隔たりがあるという。

「彼女はウィンブルドン1回戦で英国の若手選手（ミミ・シュー）と対戦できる幸運な抽選に恵まれた。しかしシード選手でない場合、トーナメント序盤から高ランク選手と対戦しなければならない。それでも3回戦進出は好結果だ。サバレンカとの試合は非常に接戦だったからね。

アメリカでの夏をうまく乗り切ってほしい。確かにエマは2021年USオープンで驚異的な結果を出した。だがこうした大会で優勝候補として語られるには、もっと多くの勝利を積む必要がある。彼女を貶めるつもりはないが、英国ランキング1位のジャック（ドレイパー）と比較すると、キャリアの段階が全く違う。

ドレイパーは好成績を連続させている。彼は世界クラスのトップ選手であることを証明した。確かにウィンブルドンでは残念な結果に終わったが、チリッチとの対戦は抽選運が悪かった。マリンは芝のコートで強く、グランドスラム決勝の経験もある選手だ。ジャックは来年さらに強くなって戻ってくるだろう。今後数年のうちに、シナーやアルカラスのレベルに迫る追い上げグループの一員になるはずだ」