「クラブで半分の抽選選手がいた」アンドレイ・メドベデフが1990年代ツアーの秘話を暴露

TNTスポーツの番組でアガシと共演したアンドレイ・メドベデフは、現役時代について興味深い告白をした。1994年に世界ランク4位まで登り詰めたウクライナ人選手は、ロラン・ギャロス準決勝進出の翌年にあたる時期のエピソードを語った。

「まずアンドレ（アガシ）の本を読んだんだが、とても面白かった。緊張した時は試合前にウォッカを飲んでもいいって学んだよ。私自身は...タバコ、酒、ドラッグが当たり前の環境で育ったが、それはさておき。プロになりたければ、夜更かしやクラブ通いのような悪習慣さえ許されなかった。でもフランス人やスペイン人選手を見たら、考えが変わったね」

50歳になった元選手はパリのグランドスラムに関する秘話も明かした：

「そういえばロラン・ギャロスでの面白い話を思い出した。ある月曜日、パリのクラブにいたら、抽選表の半分の選手がそこにいたんだ。私は引退しようと思ってたからいいけど、彼らはまだ2回戦を控えてるのに、みんな酒を飲みタバコを吸ってる。どういうことだ？」