グランドスラム決勝で3つのマッチポイントを救った後のタイトル、77年ぶりの快挙
le 09/06/2025 à 10h03
シナーとアルカラスの決勝戦は、全記録を塗り替える大接戦となった。5時間29分に及ぶ死闘の末、スペインのアルカラスが5セット(4-6, 6-7, 6-4, 7-6, 7-6)で勝利し、5度目のグランドスラムタイトルを獲得。これは彼の憧れの存在であるナダルと同じ年齢での偉業となった。
エル・パルマル出身のアルカラスは、決勝で1つ以上のマッチポイントを救った上でグランドスラムを制したオープン化時代3人目の選手となると同時に、0-2のセットカウントから逆転勝利を収めた9人目の選手にもなった。
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しかしそれだけではない。第4セットで5-3、0-40とサービスゲームで追い込まれながら3つのマッチポイントを救い、勝利を掴んだアルカラスは再び歴史に名を刻んだ。このような状況でグランドスラム決勝を制したのは実に77年ぶり。1948年のウィンブルドン選手権でボブ・ファルケンブルグがジョン・ブロムウィッチに対して3つのタイトルポイントを救い優勝して以来の出来事である。
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